その世代ならわかる、ジャンプ誌上珠玉の名作「電影少女」
なんと第一巻が無料配信中です。
執拗なまでにパンツと水着の凹凸を実写的に書き込み、多感な男の子たちのムネと股間をアツくした、作品です。これで精◯しちゃった人、せんせい怒らないから手を上げてください。
僕は、この作品でいろいろと目覚めがあったと思うんです。世代ならわかると思うんですが、ジャンプ誌上ならともかく最新刊はぶっちゃけエ◯本の扱いでしたよね。
あなたは、もえみちゃん派ですか?あいちゃん派ですか?僕はのぶこちゃん派です。
仁崎伸子ちゃん(天使)・電影少女4巻より
しかし、桂正和が出るまで、少年誌上でここまでリアルタッチの女の子の裸がかかれるってことあったんでしょうか(ジャンプ同時期連載に「花の慶次」がありますが)。設定16歳とか18歳ですからね、なんとか学園ではなく本物の高校生ですし。ところで、僕の同級生Dくんは、あいちゃんの裸が載ってるページを丁寧に切り抜いてクリアファイルに挟み、自家製ピンナップ下敷きを教室に持ってきていました。みんなから冷やかされてましたが、正直羨ましかったです。
さて、電影少女をどきどきしながら見た過去を「恥ずかしい」と思っている世代って実は幅が狭いんじゃないか説です。
・連載時大学生ならそれはもう作品としてみている
・連載時幼稚園児ならそもそもジャンプ読んでない。コミックスでまとめて作品としてみている
ということで、連載時小学生〜中学生くらいでジャストミート世代が、「電影少女を読んでいた=恥ずかしい過去」と思うのではないでしょうか。 もう少し狭めて1989〜1991に小学4年生〜中学2年生だった人たち、、、計算するまでもなく、アラフォーおじさんですね。 いま会社のアラフォー先輩に電影少女(20代の方のために解説するとビデオガールと読みます)読んでました?と聞いてみましょう。アツく語ってくれる人、ナイスガイです。
しかし、もっとも恥ずかしい行為といえば、「ふたりエッチ」と「BOYS BE…」を全巻揃えていることでした。この2つが揃っている部屋のモテない度といったら・・・幸いなことに僕はA井くんのお家が全巻揃っていたので読むことができました。彼は「お兄ちゃんが全部買ったんだ」と言い張っていました。そのへんは追求しないのが男の友情です。