はい、このブログに1年ぶりにログインしようとしたらパスワード忘れてだいぶ苦労しました。
のらえもんは、若かりし頃にプロジェクターと5.1chサラウンドなホームシアターに凝っていた時期がありました。HiViとか買って、サラウンドが素晴らしい推奨のDVDやビットレートが高いWOWOWやBShiのエアチェックするためにHDDレコーダー用意したりね。たまにくる友人と5.1chでライブDVD鑑賞の楽しかったな。
でも結婚したら全部捨てちゃいました。
まずプロジェクター置けないし。あとスピーカーも天吊りとかできない。めちゃくちゃ重かったAVアンプも奥行きを取るって理由で廃棄。まぁディスプレイだけは世の中よりかなり早い段階から55インチ化してましたけどね。
そして今。
65インチのディスプレイが、10万円程度で買えてしまうのを見てしまい、頭の中の何かが弾けて買っちゃったんですよね。
ハイセンス 65V型 4Kチューナー内蔵 ULED液晶テレビ 65U7E ネット動画対応 倍速パネル搭載 3年保証
倍速パネルでジェネリックレグザで65型が驚きの10万円!我が家のリビングTVより大きいのにポチってしまった。そのうちPS5を映すと思うが今のところはPS4とFireTV 4Kしか繋いでいない。
勢いは良かったんだけど、やっぱりディスプレイとしてはクソでかい。そして音もそこそこいいんだけど、映像に比べるとなんとなく迫力不足を感じるようになった。せっかくFireTV 4KのAmazonプライムはドルビーデジタルプラスに対応しているのに、これでは味気ない。
そうなると、「サウンドバー」に手を出すか、「5.1chサラウンド」に再び足を踏み入れるかの2択になった。
普通はサウンドバーでいいと思う。だって場所を取らないし。しかし私は元々HiVi読んでたくらいですし、サウンドバーの店頭デモをいろいろ聞いたけどぜんぜんときめかなかった。BOSEの最高級サウンドバーはさすがだなと思ったけど、きちんとサラウンド感出したかったら、別途サブウーファーとサラウンドスピーカーを買えってことらしく、調べたら全部で20万以上してフイた。それなら5chサラウンドをもう一度やってみたい。テレビを買ってから様々考えた挙句、このような構成になりました。
AVアンプ:ヤマハRX-V4A
AVアンプなんて音を出せれば良かったらハードオフの1万円くらいで転がっているものを買ってきてもいいのかもしれない。中古1万のAVアンプはHDMIに対応しているかすら怪しいしこれから絶対に買う、PS5対応を考えると悩ましい。現時点ですべてのフォーマットに対応し、4K120fpsもサポートとなると、ヤマハの新アンプが一番安かった。本当は上位機種RX-V6Aにしたかったんだけど、7ch構成にすることはないし、ちょっとケチった。だってお父さんのおこづかいから5万円以上出したくなかったんだもの。普段は5chサラウンドではなく、AirPlay2でステレオで鳴らすので、ステレオ再生を考えたときにAVアンプってどうなの?と思う人もいるかもしれない。これの「ピュアダイレクト」機能を使うと結構イケてる音を出してくれてほっとしている。なお、ピュアダイレクトを使わないと、ミニコンポのアンプ以下のしょっぱい音しか出してくれず、がっかりするので気を付けよう。
フロントスピーカー:パイオニア S-A5
センタースピーカー:パイオニア S-A5C
リアスピーカー:パイオニアS-A3-LR
つまり、20年前に出たこの構成に、サブウーファーを省いたものですな。元々、S-A5だけはホームオーディオを解体した時も手元に残していて(当時の構成はセンターを置かずリアをミニコンポのおまけスピーカーだった)、妻もこのスピーカー音は気に入っていた。サラウンドのためのスピーカーだけど、2chの純粋なステレオでも純度が高く良い音を出してくれる。
今のリビングの2chオーディオはコンパクトにする必要があり、パイオニアのXC-HM86とS-HM-86LRの組み合わせで使っている。しかし、スピーカーはハイレゾ対応なのにS-A5とは比べ物にならないくらいショボい音しか出ない。買った時はがっかりしたけど、まぁしょうがない。しばらく実家にドナドナしていたS-A5を受け取りに帰り、S-A5Cは5000円、S-A3-LRは5500円、それぞれヤフオクで手に入れた。当時、絶対に手が届かなかったスピーカーセットをやっと集められた気分がした。サブウーファーはタワマンではやらんほうがいい。クレームの元である。
S-A5はヤフオクやハードオフで1~1.5万円程度で入手可能、もし設置スペースが許すならぜひチャレンジしてほしい。なお、上位版のS-A7(後継機種のS−A7II/S−A77TB含め)もあり、こちらもペア3万以下で価格比で最高のスピーカーのひとつだが、クソ重いしS-A5より更に馬鹿でかいのであまりマンションには勧められない。トールボーイを置くスペースがなければ、S-A3-LRをフロントにしてテレビの上に吊るのも良い。今回ヤフオクで手に入れたものの状態が良かったのか、S-A5に近い鳴りっぷりでびっくりした。もう1セット買って、ハイレゾスピーカーのS-HM-86LRをゴミ箱に投げ捨てようと思ったくらいだ。
スピーカーなんて究極のローテクだから、重くて質の良いものが有利である。2000年~2004年くらいのホームシアター勃興期は今より大きなお金が動いていたこともあって、いまメーカーが出しているスピーカーと比べると安くてもずっといい音を出してくれる。2万円くらいのトールボーイ型でツイーターやウーファーに凹みや傷が無いものを手に入れたらあとはアンプだけになる。AVアンプをステレオに使うのはガチ勢から鼻で笑われそうだが、先ほどのヤマハはピュアダイレクトならそこそこ鳴らしてくれる。あと純粋に音のグレードを考えるとコストをかけるべきはアンプ<<<スピーカーである(HiViを読むとよくわかんなくなるけど、間違いない)。
まとめ。のらえもんシアターに使ったお金は以下の通り。ちょっとおこづかいからすると予算オーバーかもしれないけど、コツコツ買い足すのは良いかもしれない。合計17万円でかなり良いホームシアター環境を整備することができた。
65インチテレビ:10万円
AVアンプ:5万円
サラウンドスピーカー:10500円(+1.5万円程度でフロントスピーカーも入手可能)
スピーカーケーブルは14ゲージの15mで1500円のものを買いました。このクラスでケーブルにこだわるのはやめた方がいい。
20年前だと夢のまた夢、10年前の基準でも超贅沢な構成がこれで手に入る。FireTV4Kでぜひ4KHDR+ドルビーデジタルプラスの世界を堪能してほしい。在宅勤務が多くなった今、ホームシアター化はチャンスな気がする。
ホームシアターで聞きたいサラウンドが良い映画はぱっと思いついたのを上げると以下の通り。Amazonプライムビデオ無料で見れるもの、199円レンタルできるもの、まぁいろいろあるけど、システムを完成させたら見てほしい。なお、ディズニープラスはステレオしかなくがっかりした。はよ4Kドルビーデジタルプラス対応しろよ。
- グラディエーター
- プライベートライアン
- バーレスク
- アイアンマン
- レディプレイヤー1
- ララランド(そこまでサラウンド感はないんだけど、このシステムで見てラストに感動して泣いてしまったのでぜひ)