2016紅白のごった煮と消化不良感はどこから来ていたのか


いまさらながら2016大晦日の紅白歌合戦の話ですよ、と。

2016

え~、毎度のこと以上に演出が渋滞してましたね。ピコ太郎・タモリxマツコ・ゴジラ迎撃・AKB選抜、他にも小ネタ多数・・・と。みていてこちらが疲れるし、その後の処理も司会の相場君はきちんとフォローしないという役回りを担わされていたせいか、「えっえっ、どういうこと?」というばかり。いや彼はすべて知っているんでしょうけど、台本上視聴者の気持ちの代弁者という役を、司会者なのに押し付けられていたんでしょう。

SMAPが結局来ないとなってから(そのために6人くらい歌手を飛ばして枠確保してた)20分くらい空きが出た、その時間は結局タモリとマツコのニヤニヤ笑う小ネタで埋めるという演出、後出しジャンケン的に言うのはフェアでないにせよ、もうちょっとなんとかならんもんですかねー。

笑いって、ボケとツッコミがあって成立すると思うんですが、今回の紅白ネタ、ほとんどボケっぱなしで、ツッコミがほぼ不在だった(後述するようにワザとなのでは)ところが、今回の消化不良感の正体かなと。

2016kohaku

今回の紅白は映像音声が複数線あって、総合テレビの副音声では裏トーク、紅白アプリの方では裏トークと楽屋トークを楽しむことができました。去年は裏トークのみだったんですが、「バナナマンと星野源がゴットタンネタを話す」「TMRがμ’sをオタ芸披露しながら歌う」などトピック満載だったんですが、今年はあまり話題にならず。
昨年までは紅白本体がふざけながらも一つの番組として完結していて、裏トークはそれを肴に芸人と歌手がしゃべるという構図が出来上がっていましたけど、今年のように、紅白本体の方がボケまくっていたら裏側の方見ませんよね。ゴジラなんて本編の俳優まで全力で演じている上に「良質な歌でゴジラを倒す」ゆーてるんですもの、笑ってはいけないだろこれ。それに本編見ていない大勢の方には???な時間でしたね。

そんな犠牲払ってまでゴジラ倒してやったーと思ったら、さらりと流してポールマッカートニーのケータイ動画に移る、え~なにそれ、展開が速すぎてついていけません。

なぜこうした演出だったのか。

今回の紅白、タモリマツコを筆頭に数々のボケや小芝居、単体でキラリと光る演出していた椎名林檎Perfume福山雅治あたりについて特に司会側で処理をしなかったのは、紅白演出側の考えとしてSNSで盛り上がればそれで良いという思考があったに違いないんですよ。テレビがボケ担当、ツッコミがSNS担当と。

実際、Twitterでは狙い通りほぼトレンド独占状態でした。最大のライバル、ガキ使がいる中でこれはすごいことですよ。

2016twittertrend

結果から見れば、これは明らかに失敗で、想定視聴年齢をぐっと下げたはいいんだけど、従来の視聴者(60~)の人たちは置いてきぼりを食らった感じで、実家も婆さんも今年は面白くなかったね〜というし、今回のターゲットであるはず団塊ジュニア世代はSNSで実況している勢以外は満足度は高く無さそう。世の中半分以上の人はツイッターで呟くより、演出がよーわからんとなったら、チャンネルサーフィンに忙しいはずですよ。2ラインの裏番組含めて、もうちょいこの辺の整理が今年はされるんじゃないかなと思いました。SMAPのような不確定要素、今年はなさそうですしね。

はい、お前どこ目線なんだというご批判は甘受いたしますよ。私は近年の大晦日、日テレを録画し紅白をリアルタイムで見ているファン目線のつもりであります。

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